関西脱炭素フォーラム2024 【開催報告】
2024年11月19日
2024年11月12日(火)、関西広域連合主催「関西脱炭素フォーラム2024」を企画・運営として開催しました。
本フォーラムは、令和3年に関西広域連合が行った「関西脱炭素社会実現宣言」に基づき、関西全体で事業者、団体、住民および行政が脱炭素社会の実現に向けて主体的に行動する機運を醸成することを目的に、2022年から毎年開催されています。
開催概要
【日 時】2024年11月12日(火)13時~17時 ※12時30分開場/ブース展示開始
【場 所】マイドームおおさか 1階 展示ホールA(大阪府大阪市中央区本町橋2-5)
【参加費】無料
【参加者】253名(出展者89名、講演者・参加者133名、当日参加者25名、連合関係者6名)
【展 示】29ブース
【主 催】関西広域連合広域環境保全局
【後 援】経済産業省近畿経済産業局、環境省近畿地方環境事務所、公益社団法人関西経済連合会
*チラシはこちら → https://econetkinki.org/wp-content/uploads/2024/10/2024-kansai-datsutanso-forum.pdf
実施内容

挨拶
関西広域連合長(滋賀県知事)三日月 大造 氏
関西広域連合の紹介、大阪・関西万博に向けての動きのほか、「関西脱炭素フォーラム 2024」の趣旨として、2021 年 11 月に関西広域連合が発出した「関西脱炭素社会実現宣言」に基づき、関西全体で事業者、団体、住民および行政が脱炭素社会の実現に向けた行動を主体的に行う機運を醸成し、オール関西として取組を促進することが語られた。また、11 月から 12月にかけて「KANSAI 脱炭素 months」を展開する旨が説明された。
「KANSAI 脱炭素 months」特設サイトがオープン!
2024年11月〜12月にかけて、関西圏で開催される脱炭素関連イベントに向けて、「KANSAI 脱炭素 months」特設サイトが開設されました。
本取組にあたっては、関西圏内で開催予定の脱炭素イベントの情報を収集し、主催者の皆様へサイト掲載のご案内も実施しました。
特設サイトでは、特設ビジュアルの公開や11月~12月に開催されるイベント情報のほか、スムーズに情報にアクセスできるようになっています。
▼KANSAI脱炭素monthsキービジュアル

🔗 特設サイトはこちら
https://kansai-datsutanso-months2024.studio.site/

基調講演
「脱炭素に向けた国・関西の動向、企業向けの支援策紹介」
経済産業省近畿経済産業局 資源エネルギー環境部
カーボンニュートラル推進室長 織田 貴士 氏
カーボンニュートラル、GX に向けたエネルギー政策やこれまでの国の取組、企業に求められる脱炭素の対応や脱炭素経営に取り組むメリットについて語られた。また、近畿経済産業局が取り組む中堅・中小企業の GX 支援プロジェクトや水素利活用促進プロジェクトの取組事例、企業のカーボンニュートラル促進に向けた支援ツール等が紹介された。

事例紹介1
「脱炭素社会の実現に向けた阪急阪神ホールディングスグループの取組紹介」
阪急阪神ホールディングス株式会社 グループ経営企画室
サステサステナビリティ推進部 部長 相良 有希子 氏
阪急阪神グループが脱炭素社会の実現に向けて取り組む「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」の中で実施している SDGs トレインや、同グループがサステナブル経営を進める上でめざす社会を描いた「サステナビリティ宣言」の内容、2050 年に向けたロードマップが紹介された。また、阪急・阪神全線のカーボンニュートラル運行に向けた動きや大阪梅田地区の都市開発における持続可能な街づくりの取組のほか、大阪・関西万博に向けた「脱炭素エキデン 365」への参画についても紹介された。

事例紹介2
「脱炭素化に向けた SBT 認証取得や環境配慮の取組紹介」
株式会社川島織物セルコン 人事総務部
CSR・安全衛生推進グループ グループリーダー 蒲田 明美 氏
タイルカーペットやビニル床タイルを再利用する循環型リサイクルシステム「eRECYCLED」や、サービス利用者へのリサイクル証明書等の発行による資源循環への貢献の可視化、広域認定を取得された CO2 を発生させないケミカルリサイクル、100%再生糸、廃材利用といった資源の循環利用促進に関する取組が紹介された。また、環境配慮型商品の開発、エコ・ファースト推進協議会での活動、地域企業・住民・学校等との連携事例、京都5府「サプライチェーン脱炭素支援事業」への参加と SBT 認定の取得、脱炭素経営による企業メリットや今後の方針について語られた。
出展ブース一覧
| 企業・団体名 | 事業・活動内容および出展内容 |
|---|---|
| 雨水技術研究所 | 雨水タンクと雨水除塵ろ過装置の設置を大阪・兵庫・奈良で実施。 2020年関西テレビ辛坊治郎氏のZIPで雨水利用を紹介される。 |
| 株式会社オーケーエム | 当社の脱炭素社会の実現に向けた取組みがわかるパネル展示 |
| 大阪ガス株式会社 | パネル展示による「Daigasグループの低・脱炭素社会の実現に向けた取り組み」のご紹介。 今の都市ガスに代わる合成メタン(e-メタン)のメタネーション技術などもご紹介いたします。 |
| 大阪市・神戸市・尼崎市 | 阪神3都市でPR! 大阪市・神戸市・尼崎市の脱炭素先行地域の取組をパネル等で紹介します。 |
| 一般社団法人カーボンマネジメントイニシアティブ | 省エネ診断、補助金申請等に関する相談コーナー |
| 一般財団法人 カケンテストセンター | 当センターは、製品単位の環境影響評価算定サービスや長寿命化に向けた耐久性評価等、第三者機関として脱炭素に向けたものづくりをサポートしております。 製品単位の環境影響評価算定サービスとしては、LCA算定代行、LCA算定コンサルティング、EPD取得支援、LCAソフトウェアMiLCAの実務研修等が実施可能です。 |
| カサイコンクリート株式会社 | 防草製品による施工で、雑草の抑制に繋がり将来的にCO2の削減に貢献できる。 |
| 株式会社川島織物セルコン | 製品ライフサイクルを考慮した環境配慮型商品・技術の開発を進め、GHG排出量削減への対策や、資源循環を促進する商品開発を推進しています。2003年に業界ではじめて使用済みタイルカーペットを再利用するシステム「e-RECYCLED」を構築しました。 |
| 一般社団法人環境エネルギー事業協会 | 脱炭素化計画、GHG排出量算定、第三者保証の相談コーナー |
| 環境省近畿地方環境事務所・経済産業省近畿経済産業局 | 近畿地域のカーボンニュートラル実現を目指し、地方自治体や企業、支援機関への支援を行っています。当日は、中小企業の脱炭素経営に向けた具体的な支援策をご紹介します。ぜひ、ブースにお立ち寄りください。/ 近畿経済産業局は、GXに向けた取組をより多くの企業が効率的かつ効果的に実施できるよう、中小企業支援機関や地方自治体等との連携による面的な支援を推進しています。また、多様な主体による水素利活用を促進するため、企業、自治体、研究機関等のステークホルダーと協力し、水素関連市場の拡大に向けた取組も進めています。当日は、取組内容の全体像や中堅・中小企業が使える具体的な支援策もご紹介します。 |
| 関西広域連合 (滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、徳島県、京都市、大阪市、堺市、神戸市) | 各自治体の取組紹介 |
| 関西広域連合 エネルギー検討会 | 将来における関西圏の水素サプライチェーン構想の実現に向けた『関西水素サプライチェーン構想実現プラットフォーム』における取組内容の紹介 |
| 関西広域連合 広域産業振興局 | 来年開催される2025年大阪・関西万博は、関西経済の新たなる飛躍のための絶好の機会です。この機を逃すことなく戦略的に産業政策を進め、イノベーションが生まれる関西をめざします。本ブースでは、令和6年12月9日(月)開催予定の「カーボンニュートラル研究成果事業化促進フォーラム」の案内や、万博で飛行が予定されている空飛ぶクルマのVR体験を実施します。 |
| 関西電力株式会社 | 持続可能な社会の実現に向け『ゼロカーボンエネルギーのリーディングカンパニー』として、安全確保を前提に安定供給を果たすべくエネルギー自給率向上に努めるとともに、地球温暖化を防止するため発電事業をはじめとする事業活動に伴うCO2排出を2050年までに全体としてゼロといたします。さらに、お客さまや社会のゼロカーボン化に向けて関西電力グループのリソースを結集して取り組みます。 |
| 株式会社かんでんエルファーム | かんでんエルファームは、関西電力第1号ベンチャー会社として平成12年(2000年)に起業し、持続可能な社会づくりを念頭におき、事業を営んでまいりました。 これからもエルファームの知識と知恵でお客さま満足NO.1企業を目指すとともに、「SDGs」の取り組みに賛同し脱炭素社会の実現に向けて「持続可能な社会づくりのために、地域基盤に根ざすかんでんエルファーム」として常に地域に役立つ企業でありたいと考えております。 お客様に感謝し、関係する全ての企業のみなさま、社員スタッフ全員の協力を得ながら、我々は次の10年を見据え、その実現に向けて更に挑戦し続けます。 |
| 木の糸コンソーシアム 代表幹事 株式会社和紙の布 | 森林整備は、気候変動対策やカーボンニュートラルの達成において重要な役割を果たします。森林はCO2を吸収し、炭素を蓄える機能を持っているため、森林の保全や再生、持続可能な管理が、脱炭素社会の実現に大きく貢献します。この木糸(繊維)は、木材の主成分セルロースが炭素を蓄え続け、CO2排出を抑える効果があります。木糸の有効利用は、森林整備の促進と、生物多様性の保全や土壌の保護、水資源の管理にも寄与します。 |
| 公益財団法人京都市環境保全活動推進協会 | 「京都発脱炭素ライフスタイル推進チーム~2050京創ミーティング」に関わるパネル展示、パンフレット配布、各PJの紹介 |
| 株式会社クスベ産業 | 「自然を支える土木プロジェクト~防災・減災をめざして~」として放置林問題を提起、また脱炭素社会の実現のため、公共土木工事において木材利用工法を提案・施工している。当日は木製ガードレールの完成現場動画を紹介。また、広葉樹の根を長く強く育てた直根苗(ちょっこんなえ)を紹介。急斜面や裸地に直根苗を深く植えることで山を強くし自然再興、森林本来の多面的機能を発揮させ防災・減災に生かす取り組みを進める。 |
| ケィ・マック株式会社 | 水素燃料電池搭載 非常用小型電源システム 及びEVバッテリーリユースのご紹介 ( 令和6年度 大阪府エネルギー産業創出支援事業補助金 受託 ) |
| 篠田株式会社 | 脱炭素、SDGs達成に向け、自治体様向けのバイオマス利用コンサルティング、民間企業様向けの省エネ・再エネ導入提案、また気候激甚化に伴う防災製品などを扱っております。 |
| 株式会社ソマノベース | 当社は他業界と林業界を繋ぐ、山林活用支援事業、木材製品プロデュース事業木育事業等のサービスやプロダクトを開発する企業です。脱炭素社会の実現を目指し、企業や個人が手がるにオフィスや自宅で植林用苗木を育てることができるプロダクト「MODRINAE(戻り苗)」や、J-クレジット発行を行う事業者とのマッチング等を行っております。 |
| 株式会社 脱炭素化支援機構 | ポスター出展(当社概要紹介、支援基準、過去支援実績など) |
| NPO法人地球環境市民会議 | 温暖化問題や省エネ活動についての社内での啓発活動を提案します。 |
| 日産自動車株式会社 | 自社取組紹介のパネル展示、パンフレット配布 |
| 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 | 大阪・関西万博をきっかけに企業や学校、自治体などの団体を通じて、個人の方々へ脱炭素行動を広げていく取り組みを「EXPOグリーンチャレンジ」とし、実施しています。本取り組みの一環として「EXPOグリーンチャレンジアプリ」をリリースし、個人の温室効果ガス削減量を見える化することで行動変容を促していきます。 本取り組みにより、脱炭素行動が当たり前の行動となり、万博のレガシーとして受け継がれることを目指していきます。 |
| パーストープジャパン株式会社 | アリの毒として発見されたギ酸。ギ酸を水素キャリアとする新たなサプライチェーンを構築。圧縮機を使わずに、ギ酸から簡単かつ連続的に高圧水素と二酸化炭素を分離することが可能。副産物の二酸化炭素によるメタノール生成及び活用に向け準備を進める。 |
| 一般社団法人ふろしき研究会 | 日本伝統のふろしき体験を通してて3RやSDGsに貢献。包んで結んでエコバッグを作りましょう。資料の持ち運びに便利です。ワインのギフトラッピングも素敵に包めます。はじめての方もぜひ、どうぞ。 |
| 八尾トーヨー住器株式会社 | SDGsの訴求活動及びZEHのPR、「21℃の家」のお試し体感・宿泊体験を案内 |
| ヤンマーエネルギーシステム株式会社 | 発電出力35kWの水素燃料電池発電システム「HP35FA1Z」は、運転時に二酸化炭素や窒素酸化物を排出しないため、クリーンな電力供給が可能です。運転に必要な機器を内蔵のコンパクト設計により導入時の工事を簡素化、同出力帯最小クラスの設置面積を実現しました。電力需要や水素利用可能量などに合わせた出力制御や複数台運転で、脱炭素目標に合わせた運用が可能です。 |
| 合同会社ラピスプライベート | 市場に出回らない野菜から作られたパウダー状の絵の具である「べじからふる絵の具」を使用した活動のパネル展示 |
出展ブースでの交流の様子








