第9回NPO法人会計力検定

背景・趣旨・目的

 NPO法人は、活動内容の透明性及び外部への情報公開が重要とされる。一方、組織基盤の未成熟な団体が多いこともあり、会計実務担当者は大きな負担を抱えがちになり、企業の会計現場に比べ、悩みや苦労が多い法人が目立つ。正しい情報公開を実践するにあたり、会計実務担当者の能力の向上並びに自信の醸成が必須といえる。
 このため、担当者本人の努力はもとより、各地で各種各様に育成への取り組みが行われてきたが、それらは横断的な基準や尺度を持たずに行われるため、個別の会計実務能力を一定基準によって判定することができない。すなわち、育成成果としての能力向上度が評価できないため、本人の努力結果が自信醸成につながらないだけでなく、法人として担当者の信頼度が向上した事実を認識できない側面がある。
 こうした背景から「NPO法人会計力検定」を企画し、過去8回(2018年2月~2025年8月)にわたって実施した。
 この検定は、会計実務における習熟度の目安を設置することにより、受験者の実務知識とスキルが客観的に判断できるものとした。その結果として、NPO会計担当者のレベルアップ、人材育成を通じたNPOの基盤整備・組織強化を目的とするものである。

検定内容

概要およびレベルのイメージを次の通りとする。
(1)入門:NPO法に関する基礎知識及びNPO法人会計の初歩
 ・NPO法人とは
 ・NPO法人の会計
 ・NPO法人の現場における日々の会計業務
 ・簿記の初歩
(2)基本:NPO法人会計基準及び簿記3級程度の知識
 ・NPO法人の運用
 ・複式簿記を用いたNPO法人会計
 ・NPO法人会計基準
(3)実践:労務に関する会計処理及び日常の会計と決算
 ベーシック(基本)・アドバンス(応用)の2段階に分ける。
 ・NPO法人のガバナンス
 ・決算業務
 ・給与支払に係わる会計処理
 ・固定資産に係わる会計処理
 ・費用の按分計算
 ・NPO法人会計基準
 ・NPOに特有の会計取引

受講対象者

NPO法人の会計実務担当者・役員、中間支援組織、所轄庁等

受講料

入門       1,500円+消費税
基本       2,000円+消費税
実践 ベーシック 3,000円+消費税
実践 アドバンス 3,000円+消費税

検定実施日

 実践(ベーシック・アドバンス) 2026年2月15日(日)
 入門、基本          2026年8月30日(日)

申込受付期間

2025年11月25日(火)10:00~2026年1月19日(月)17:00

詳細

主催:一般社団法人NPO会計力検定協会、 NPO会計支援センター
URL: https://www.npoatt.org/