仲津 英治
2022年4月27日弊団体理事の仲津英治さんは、令和6年3月7日に永眠されました。
ここにご冥福をお祈りするとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
関係者の皆様におかれましては、生前のご厚誼に深く感謝し、厚く御礼申し上げます。
自己紹介
昭和19年(1944)大阪市生まれ。昭和43年(1968)大学工学部を卒業後、当時の日本国有鉄道(国鉄)に入社し、昭和62年(1987)JR西日本に採用されました。
JR西日本で山陽新幹線の高速化プロジェクトの責任者に任じられ、当時最高時速220㌔の所、時速350㌔を目指すこととなりました。
現実には速く走る事より、静かに走ることの方がはるかに難しい課題でした。そして足掛け8年かけて、WIN350 という試験電車でトライした結果、世界一厳しい日本の「新幹線騒音環境基準」を満たすことが出来ました。自然特に野鳥に学んだ成果も大いに取り入れられた成果です。完成車両は500系と呼ばれています。
その経験から、私は環境問題に関心を持つようになり、地球環境課題に取り組もうと決意し、平成11年(1999)当時流行していた「地球にやさしく」といういささか人間の傲慢さを感じさせる言葉を「地球に謙虚に」という言葉に変えるようと運動を始めました。「地球に謙虚に運動」です。
そして平成17年(2005)広範囲に「地球環境問題」に取組んでいるエコネット近畿に参画し、今日に至っています。
経歴
昭和19年(1944)11月 大阪市生まれ
昭和43年(1968)4月 日本国有鉄道(国鉄)入社
昭和62年(1987)4月 西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)に採用される
平成元年(1989)4月~平成7年(1995) JR西日本総合企画本部技術開発室長&試験実施部長
平成13年(2001)~平成31年(2019) 台湾高速鐵路公司、インド鉄道省高速化プロジェクト、トルコ・ボスポラス海峡海底鉄道プロジェクトのアドヴァイザーとして従事
スキル・得意分野
・鉄道運転工学
・鉄道車両工学
保有資格
・英語会話上級(YMCA検定)
・独語会話中級(DAAD認定)
現在の肩書き
・「地球に謙虚に運動」代表
・(財)日本野鳥の会会員