【活動報告】里山倶楽部 訪問記録
2024年6月20日先日、大阪府南河内郡河南町を中心に活動している特定非営利活動法人 里山倶楽部(以下、里山倶楽部)にお邪魔した際の様子をご報告いたします。
里山倶楽部は、エコネット近畿の会員団体であり、代表理事の新田さんは、エコネット近畿の理事でもあります。
里山倶楽部が使用しているいくつかの田畑を訪問し、それぞれの場所で行われている活動を紹介いただきました。
里山倶楽部では、使われなくなった田畑のオーナーさんと直接交渉するなどして、放置農園をレンタルして使っています。
スモールファーム自給塾という取組では、各塾生の方達が1畝の中で無農薬農法を学びます。
とても人気の取組で、土曜日コースだけでは足りなくて、火曜日コースも新しく追加したようです。
私は、毎年庭で野菜を育てようとして、毎年失敗しているので、スモールファーム自給塾はとても魅力的です。
おいしい野菜の育て方を学ぶため、来年度は参加したいと思いました。
また、出荷用の野菜を作っている野菜畑も案内していただき、野菜ごとに異なる無農薬農法の工夫を教えて頂きました。
地面に近い場所に実がなる野菜には、藁を地面からの熱から守ったり、鳥からの被害を守るために網を張ったり、一つ一つ丁寧に教えてもらいました。
里山倶楽部のお野菜は、公式LINEアカウントから注文できるようです。
お野菜の注文はまだ試してませんが、公式LINEは登録しました。
イポイポ村の手作りの家は、モノづくりのロマンが詰まっていて、私は大興奮でした。
スモールファーム自給塾の卒業生が自分用の農具や、自分で畑を持つようになった方などから寄付してもらった農具を置いてある小屋です。
これは、小屋作りから携わりたかったですね。
2023年6月に里山倶楽部の拠点裏で土砂崩れが発生しました。
里山倶楽部では、斜面をシガラで修復するワークショップを現在行っています。
ピンチをチャンスに変える取組ですね。
日本人は昔から、自然と共に生きてきた民族です。新田さんは、そこから生まれた自然とのかかわり方を「日本的自然観」として大切にしています。
私の知識が乏しく、終始新田さんに質問をしていたのですが、丁寧に教えて頂きました。
新田さん、ありがとうございました!
他にも里山倶楽部は、様々な取り組みを行っています。
是非、お時間のある際には、活動に参加してみてください。